天才教室

僕が勉強を始めてから天才と呼ばれるまでの勉強法、考え方を全て教えます。受験勉強のみでなく勉強法の本質、天才の思考法について知りたい方は是非見てください。

受験期前半ですべきこと~数強認定へ~

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 前回は高1、高2の間にすべきことについて書きましたが、今回のテーマは「高3前半(受験期前半)ですべきこと」です。現在高3やもうすぐ高3、その親の方は是非最後まで見てください。これを読めば数学に対する苦手意識を変え、得意を伸ばすことができます。


初めてこの記事を読んだ高3生や数学の苦手意識が残っている人はまず下の記事を読んでからこの記事を読んでください。

 

tenbenstudy.hatenablog.com

 

数Ⅲ・Cについては別の記事でまとめてお話しします。

 

 

 高3の前半といえば、まだ高校数学の全範囲が終わっておらず、残りの単元の授業が行われている頃かと思います。まず一番大切なことはやはり「公式の導出法の暗記による単元全体の理解」、つまり基礎作りです。前回の記事でも述べましたが、数学の全単元において公式の理解は必須です。これは、まだ新しいことを習い続ける高3の前半では欠かせません。これは最低限の努力として当たり前でしたよね?ではこの当たり前を前提として「他に何をすべきか」ということですが、これはずばり「センター試験95点を目指す」ということです。これは少し誇張しましたが、言いたいことは「センター試験レベルの問題はほとんど理解できる」ようになってほしいということです。

 

 

 現在は共通テストですが、僕はセンター試験の世代だったのでセンター試験についてはよく知っています。より思考を必要とする共通テストとは違い、センター試験は基礎のみで問題が構築されているので基礎確認には適任です。ただ、中にはとても難しい問題も2問ほどは混ざっているので、とりあえず難しい問題以外の95点を最初は制限時間なしでいいので取れるようになってください。夏休みの終わりまでに時間内にセンター試験を95点取れるようにしてください。チャートや参考書をする必要はありませんセンター試験の問題を何年分も解いてください。解いているうちにわからなかったり理解が不十分だと思う問題や単元については問題集などで補ってください。共通テストや二次試験を解くにはこの「センター試験を解く力」は不可欠です。僕はセンター試験は20~35分で解けました。試験直前にはこれくらいのスピードで解けてなおかつ間違えないという力をつけることを目指しましょう。もしこれができたら周りから「天才やん」と言われることは容易に想像できますよね?

 

 

 まとめると、高3前半の内に「基礎を完璧に」ということです。誰にでも言われるようなことかもしれませんが、基礎が全てです。この基礎が完璧な状態というのは僕のようにセンター試験くらいなら20分で解けるという状態です。これなら共通テストであろうと全く問題なく解けます。ただこれは数学が得意な僕の場合なので、45分で解けるという状態になれれば最高だと思います。これができればあなたは立派な「数強」です。

 

 

 最後に、受験というのは志望校によって勉強の内容が変わります。ですので、旧帝大、超難関大学を受ける人以外は問題集も並行して解くということは問題ないですし、全範囲網羅できるので高3の前半で一周するのは良いと思います。しかし、旧帝大のような問題に特徴があり、基礎だけではどうにもならない大学もあります。「天才」になり、「超難関大に合格したい」という人は夏休み中盤くらいから志望校の過去問を解くようにしましょう。超難関大学の勉強については別の記事で詳しく書くのでそちらを見てください。