天才教室

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【2023年度受験生向け】高校2年2月にやるべきこと ~受験勉強開始~

 

この記事は高校2年生やその親御様に特におすすめです。人生の一つの大きな分岐点ともいえる大学受験を成功させる可能性をできる限り上げたいという方は是非最後まで読んでください。

 

 

高校2年2月といえば、共通テストも終わり、本格的に大学受験を意識し始めている人が多い時期かと思います。「ついに自分たちの共通テストまで一年を切ってしまった」とか「いよいよ勉強をしないとやばいかな」とか、少しの焦りを覚えている人も多いかと思います。

 

実際に僕は高校2年の2月頃、「遊んでばかりいないでそろそろ受験勉強しないとやばいかな」と少し焦っていました。しかし実際は焦っていただけで特に何もせずに2月をだらだらと過ごしてしまいました。

 

僕や大半の人のようにだらだらと2月を無駄に過ごすことは本当にもったいないことです。今回一番伝えたいことは

高2の2月は受験成功への大チャンスの時期

であるということです。

 

 

受験生の大半が本格的に受験勉強をし始める時期は、学年が変わるタイミングである3,4月です。3,4月はたくさんの塾が入塾生を受け付ける時期でもあり、入塾と同時に受験勉強を始める人が多くみられます。

 

先ほども話したように2月というのは受験を意識し始めるだけで実際に勉強を始める人は少ないです。何も言われずとも焦りを感じ、2月に受験勉強を始める人は、受験勉強の意識が高く周りとの差をつけることができる人ということになります。しかし、そもそも大半の人が勉強を始める3,4月よりも早いタイミングで勉強を始める人は2月よりももっと前から勉強を始めています。

 

 

つまり2月現在勉強を始めていない人は多少の焦りや勉強に対する意識が上がっていたとしても2月は何もせずに周りと同じ3,4月から勉強を始めることになる人がほとんどという訳です。

 

 

最悪の場合もっと遅い5月以降に勉強を始めて受験で失敗する、ということまで容易に考えられます。受験は自分以外の受験生との戦いですから、周りよりも早く、

たった1カ月でも早く受験勉強を始めることができる2月というのは受験の成功確率を上げる上で最も重要で有効活用すべき

時期の一つといえます。

 

 

 

さて、ここからは具体的に何をすべきかということですが、2月にやるべきこととはずばり、

  • 共通テストを一度解く
  • 単語を覚える

たったこれだけです。

 

 

 

まず、「共通テストを解く」ということですが、とにかく自分が受ける可能性のあるすべての科目について、一度本番の時間の通りに解いてみてください。学校で習っていない範囲もたくさんあると思いますが(特に理科や社会)必ず解いてください。

 

2月中に一度解くだけでいいんです。1日で全ての科目を解く必要はありません。本番同様に2日かけて解いてもいいですし、3日で解いてみてもいいです。

 

受験勉強において最も重要な事はその時々に最もすべきことを把握し続けることです。

 

受験勉強を始める2月に一度共通テストを解く目的は、受験生のほとんどが受け、ほとんどの入試制度で用いられる共通テストのレベルを実感することです。

 

「習っていない範囲を解いてもレベルなんてわからないし意味が無い」と思う方もいるかもしれませんが、はっきり言うと学校のペースに合わせていては周りの受験生と差を作れませんし(高2の2月で全範囲終わっているような学校もありますし、塾で先取りしている人もたくさんいます)、自分がどのレベルにいるかすらもわからない状況がまずいと実感してください。

 

一度解いてみれば、ほとんどの人が習っていない範囲がたくさんあり、そもそも基本的な公式や単語すら覚えることができていない状況にいることがわかると思います。

 

ということは何をすべきかが一目瞭然ですよね。他の受験生と差をつけるために何をすべきか、それは習っていない範囲やこれまでに習った範囲の基礎作りです。習っていない範囲でも参考書やウェブサイト、動画など様々なツールを駆使すれば自習で基礎作りをすることができますし(塾に通っている人はや塾に通う予定のある人は塾で先取り先取りしましょう)、単語などは単語帳を使うだけで簡単に勉強できます。

 

このことを真の意味で理解(実感)するためにも一度共通テストを解いてみてください。なんとなくそろそろ受験期だからやばいと焦っているのではなく、身をもって焦りましょう。

 

 

ここで注意点ですが、この時最新の共通テストは絶対に解かないでください。理由は、直近の共通テストは自分が受ける年の共通テストと傾向が似ていることが多く、ある程度の実力がついてから使わないともったいないからです(これは二次試験の過去問を解く際も同様です)。実際に解くべき問題は2年以上前のもので、自分のレベルを知るという意味では共通テストの前の試験であったセンター試験を解いてみるということでも十分です。

 

 

 

次に「単語を覚える」ということですが、2月は共通テストを解く2,3日を除いて、

勉強時間を全て単語の暗記に使ってください。ここでいう単語の暗記とは英単語、古文単語の暗記です。目安は英単語頻出1200~1500単語、古文単語頻出200単語程度です。

 

先ほどまずは基礎を作るべきであり、理科や社会などの習っていない範囲の勉強も自習で勉強すべきだと話しましたが、一人で勉強するだけで簡単に基礎を作れたら苦労しませんよね。

 

ですから2月時点では一旦理科や社会は忘れてください。2月にすべきことは受験勉強において最も時間をかけなければいけなく、避けては通れない一つの勉強である単語暗記です。

 

3,4月から勉強を始めるような大半の受験生は「これまでの復習」、「習っていない範囲の習得」、それに加えて「全く覚えることのできていない単語の暗記」などすべきことがたくさんあり、これらを並行しながら勉強しなければなりません。

 

どうしても問題演習など、ひとまとまりの勉強に必要な時間が比較的多い勉強に比べて、特に単語の暗記は隙間時間など時間をあまりかけずにコツコツと積みげて勉強していけと言われがちです(単語勉強だけを勉強する余裕はない)。

 

しかし、単語をまともに覚えていない状態で、これまでの復習などの基礎固めをしようと参考書を読んだり、問題を解いたりしても単語をある程度覚えている人に比べると効率はかなり低いと言えます。

 

実際に3月に受験勉強を始めていても単語は後回しにして理系科目や問題演習を中心に勉強し始めることで、受験本番ぎりぎりの11月や12月に共通テストどころか単語がまだ完璧にできていないという状態で焦っている受験生はよくいます。

 

単語暗記に勉強時間をあまりとられない人は、単に勉強時間が周りよりも多くなるだけでなく、脳の余裕もでき、単語暗記が必要な科目に限らず他の科目にも脳を使えるので勉強全体が効率化されます。

 

強調しますが、単語暗記だけに集中して勉強できるタイミングは2月が最後です。

 

暗記だけに全振りし本気になれば、0からでもある程度の単語を覚えることができます。また、単語暗記はやることが明確で具体的に何をすべきかわからない受験勉強を始める時期にはピッタリですし、部活などで自習可能な時間が少ない方でも取り組みやすいはずです。主に2月中の共通テストレベルの単語習得を目指して取り組んでください。

 

 

単語暗記全振りは極端に思えるかもしれませんが、それほど重要で時間を取られる作業です。2月いっぱいまでに共通テストレベルの単語を抑えることができれば3月以降の勉強効率がはるかに上がり、受験成功の可能性が格段に上がります。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は高2の2月中にすべきことについてお話ししました。

 

また、受験成功確率を最大限まで上げるため、僕が天才と呼ばれるようになった勉強法など、他の記事でも様々なことについて具体的なことも交えながらお話していますので是非気になる方はチェック、フォローよろしくお願いします。

 

単語の暗記法については↓の記事で話しているので是非読んでみてください。

 

tenbenstudy.hatenablog.com

 

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