天才教室

僕が勉強を始めてから天才と呼ばれるまでの勉強法、考え方を全て教えます。受験勉強のみでなく勉強法の本質、天才の思考法について知りたい方は是非見てください。

受験期に学校の授業は無駄?

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 今回のテーマは「受験期に学校の授業は必要か」というものです。言い換えますが、「受験期に学校の方針にすべて従う必要があるのか」ということです。今高3やその親の方、気になる方は是非最後まで読んでください。ただ、あくまでも今回は僕個人の意見なので「その通りだ」と鵜呑みにすることはやめてください。

 

 

 授業が必要かどうかという極端な例を出すと、「受験に世界史を使うつもりがないのに世界史の授業を聞く必要があるのか」というものがあります。学校ではよく「選択肢を絞らないためにもすべての授業を真面目に受けなさい。内職はするな」と言われます。皆さんの学校でもこのようなことはよく言われているかと思います。そうは言われても普通に考えれば「受験に使わない授業を聞く時間は無駄」ですよね。それでも学校側の意見は「いつ進路が変わって必要な科目が変わってもいいように選択肢を絞るな」というわけです。もちろんどちらが正しいということはないと思います。だからこの例に関しては自己判断でお願いします。進路を変えるつもりがないなら、使わない教科は内職しまくっていいと思います。先が不安定で分からない人は素直に学校に従ってもいいと思います。僕が今回伝えたいのはこのような例ではありません。

 

 

 こんな人はいませんか?「学校の授業聞いてるけどレベルが低い」とか「こんなスピードで授業して受験までに範囲終わるかな?」と思っている人。僕もそうでしたが、こう感じる人は学校の授業を受ける必要はありません。少なくとも今の授業形態、内容の授業を受ける必要はありません。ぼくは高校の時先生とのコミュニケーションを良くとっていたのでその時に聞いたのですが、学校の授業は「真ん中より少し下のレベルの人」に向けて作られています。それなら学校で上位の人が不満を覚えるのは当たり前です。特に僕の高校は京大に入れるレベルの人は三年に一人くらいの公立高校だったので、京大志望だった僕は全くレベルが合ってませんでした。実際、学校を休んで丸一日塾に行っていた日もありました。僕は最初、各教科ごとに

  • 数学はスピードは遅くないし一学期で全範囲終わるけどレベルが低い
  • 理科(物・化)はそもそもスピード遅すぎて範囲終わるの12月になりそう
  • 国語は教科書をやるのはマジで無駄
  • 社会(地理)も遅い
  • 英語もレベルが低いし教科書やってるし…

というように不満だらけでした。ただ、すべての教科で改善できたのが二学期からでした。まず、数学は担任が数学担当だったこともありますが、基本内職は了承してもらえました。さらに、解く問題を旧帝大レベルの問題も用意するようにしてもらいました。内職は了承されないかもですが、問題のレベルが高いものを普段の授業に付け加えて用意してもらうことは相談すれば必ずOKだと思うので、問題のレベルが低いと感じる人は先生に直接相談すればいいと思います。また、社会や理科のように授業スピードが遅いと感じるものは、とくに超難関大学を目指す人は全範囲終わるのが12月というような学校のペースに合わせていては到底間に合わないので、自習で全範囲終わらせてください。学校の授業は基礎確認としてしっかり聞いてください。だから、スピードに不満を感じる教科は自分で全範囲終わらせながら基礎確認として授業を行ってください。英語や国語のような範囲が存在しない教科は共通テスト前の共通テスト対策授業などは受け、その他は内職でいいと思います。

 

 

 まとめると、「学校の授業を受ける必要があるか」については「人それぞれ」が答えです。学校といえど志望校合格のためには自分のレベルと状況に合わせて好きなように利用すればよいと思います。学校も塾も自分が好きなように活用するのが大切です。ただ、授業の内容に改善の余地があるなら先生に提案してみてください。また、そもそも学校に行かない人という人も中にはいるかもしれませんが、学校で友達と話して気分をリフレッシュすることも大切です。僕は五限の体育だけ出席するような日もありました。なんでもいいので自分にとって一番都合がいいようなやり方を見つけてください。学校の授業は決して無駄ではありませんが、自分のために最善であると思うなら授業を受けなくてもいいし学校がすべてじゃないということを頭に入れておいてください。